ネットの機器がダブっていたので、有線ルーターを取り除いたら・・・インターネットやメールはできるが、ネットワークプリンターから印刷できなくなった・・・とのことで、お伺いしました。
詳細をお聞きすると・・・元のネットワーク構成は
「ケーブルモデム」-「有線ルーター」-「無線ルーター」という構成。
ネットワークプリンターは、有線ルーターに接続されており、他のパソコンは無線ルーターのWifiに接続されていたそうです。
今回、有線ルーターにはプリンターが接続されているだけなので、取り外して無線ルーターのLANポートに接続するようにしたそうです。
つまり
「ケーブルモデム」-「無線ルーター」という構成で、ネットワークプリンターは、無線ルーターに接続し、各パソコンは無線ルーターのWifiに接続します。
ネットワークプリンターは、IPアドレスが192.168.11.XXXに固定されていました。
パソコンの方のIPアドレスを確認すると・・・クラスBのアドレス?みたいです。
何でと思い、無線ルーターのモードスイッチを確認して納得。元は前段にあった有線ルーターでルーター機能を持たせていたので、後段の無線ルーターがAP(アクセスポイント、ブリッジ)モードにスイッチがなっていました。
APモードのままで、ケーブルモデムに接続してしまうと、HUBみたいなイメージで接続されます。(ここのケーブル会社は8つのIPアドレスまで使用可)
なので、固定IPのネットワークプリンターと、実際にパソコンに割り振られるIP体系が異なるため、印刷できなくなっていました。
プリンターの固定IPアドレスは変更したくないので・・・無線ルーターをRouterモードに変更。デフォルトのIP体系が異なっていたので、無線ルーターのIPを192.168.11.1に設定し直し、払出しIPアドレスも192.168.11.XXXに合わせました。
無線ルーターを再起動したら、お客様の印刷待ちのジョブの印刷が始まりました。
複数あるパソコンのインターネット接続、プリンターの印刷を確認していただきました。
無線ルーターにも有線LANコネクタはあるので、LANポート数が足りるのであれば・・・「有線ルーター+無線ルーター」→「無線ルーター」にでき、機器が一つ減るのでスッキリさせることができます・・・が、今までのIP体系を維持するために、ルーターの動作モードなどの変更が必要になることもあります。