そんな暑さは、パソコン機器にも過酷です。
2週間ほどくらい前のブログで･･･NAS（ネットワーク共有ディスク）を設置した会社様から朝一番でNASにアクセスできないと連絡があり、お伺いして調べたら夜間の定時バックアップ中に温度異常でシャットダウンしていた･･･という記事を書きました。
今回は、NASを設置した別の会社様のお話なのですが･･･各NASの監視ログが送られてくるメールアカウントに、不定期なメールが来ました。
午後３時過ぎに、装置の温度異常を検知してシステムを強制終了する･･･という内容のメールでした。
NASが落ちてしまうと、業務にも差支えがありますので、まず電話しました･･･が、つながらず
よく考えたら･･･この日はお客様は定休日でした。
定休日は、当然空調も切ってあり戸締りもしていますので、日中の猛暑で室温も高くなり午後３時過ぎにNASの温度が高くなってしまい、温度異常となり強制的にシャットダウンしたと思われます。
翌営業日に電話をかけてみたら･･･朝一でNASにアクセスできず、確認したら電源が切れていたのでスイッチを入れて、現在はアクセスできるとのことでした。
数日間様子を見ていましたが、営業日は日中は空調が効いているので問題なくNASが利用できていました。
問題は次回の定休日の日中に、温度異常のエラーが発生しないかどうかです。もしまた再発するようであれば、一度お伺いしてNASの設置周辺の環境の確認や、内蔵冷却FANの清掃などを行おうと思います。
NASシステムは、いろいろなお客様のところへ設置させていただいて10年以上になります。その間にHDDの交換やUPS（無停電電源装置）のバッテリー交換は、いろいろ行いましたが、今回のようにNASの温度異常で強制シャットダウンする現象が一ケ月間に２回も起きるのは初めてです。
それだけ今年の夏は暑いということでしょうか。
