以前このブログでも書きましたが、同様なことがまたありましたので、再度記録しておきます。
パソコンの無線ＬＡＮ接続設定のご依頼がありお伺いしました。
パソコンはWindows7のノートパソコンで、ＸＰのサポート終了間近をうけて、友人に安く中古のパソコンを探してもらい購入したそうです。
最近は、ＸＰから新しいＯＳ（Windows7や8、8.1)のパソコンに乗り換えるかたが多く、新しいパソコンを購入される場合や、中古のパソコンを探して購入されるかた・・・いろいろです。
さて、パソコンを起動して無線ＬＡＮの設定をしようとすると？？？うん、無線ＬＡＮ機能がついていないパソコンでした。
もともとVistaのビジネス用のノートパソコンをWindows7にアップグレードしたようなのですが・・・無線機能が内蔵されていません。最近では、ほとんどのノートパソコンに無線機能が内蔵されているですが、ちょっと前のノートパソコンだと無線機能がついていないものもあるので注意が必要ですね。
内蔵されていない場合は、外付け（USB）の無線子機をつければ問題は解決します。新品の無線子機を持っていましたので、これを取り付けて無事に無線ＬＡＮ接続完了。
ネットをいろいろ閲覧してみると、パソコンが遅いのが気になりました。ＣＰＵはCore2なのでそれほど問題ないのですが、メモリーが１ＧＢしか搭載されていません。う～ん、これだとメモリー容量不足で動作が遅くなってしまいます。
Windows7では、少なくともメモリーは２ＧＢ必要です。
メモリーについては、しばらくお使いいただき、動作速度が気になるようでしたら、メモリーを増設することにさせていただきました。
そして以前もあったのですが・・・MicrosoftのOfficeが入っていませんでした。というか別のメーカーのOffice互換製品が入っていたのですが、今までのMicrosoftのWordやExcelと表示・操作が異なるということで困っているそうです。
これも、中古パソコンで比較的値段が安いものは、Office入りといっても、MicrosoftのOfficeではなくて、別メーカーの互換Offcie製品のことが多いです。
互換Officeでも構わないという場合は、問題ないのですが・・・ここも注意が必要ですね。
まとめると・・・中古パソコンを購入する際に注意することは・・・
無線ＬＡＮ機能の有無・・・無線でネット接続する際は、無線機能内蔵のパソコンのほうが楽です。内蔵されていない場合は、外付け無線子機を用意する必要があります。
搭載メモリー容量・・・メモリーは少なくとも２ＧＢは必要です。できれば４ＧＢは欲しいです。ただし３２ビットのＯＳでは、４ＧＢまでしかメモリー認識できません。１ＧＢの場合は、メモリーを増設すると動作が快適になる場合があります。
Officeの有無と種類・・・Officeの有無に注意が必要です。さらにOfficeが入っていても、それがMicrosoftのOfficeなのか、互換Officeなのかの注意も必要です。互換Officeでも問題ない場合はよいのですが、MicrosoftのOffice（一般的に使われているOffice）でないといけない場合は、注意が必要です。
必要であればMicrosoftのOfficeを購入してインストールします。MicrosoftのOfficeは結構高価ですので、中古のパソコンに別でMicrosoftのOfficeを買う場合は・・・MicrosoftのOfficeが最初からインストールされている新品のパソコンとあまり費用が変わらないこともあります。
必要な機能を確認したうえで、中古パソコンを購入しないと後から追加の費用がかかってしまうことがありますので、気をつけないといけませんね。
