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Windows10にしたら、遅くなった

5年ほど前に、新規パソコンの設置設定をさせていただいたお客様から・・・Windows10にしてからいろいろ操作の方法がわからないので教えて欲しい・・・とのことでした。

元々はWindows7 64bitのパソコンだったのですが、Windows10 64bitにアップグレードをしたそうです。

お伺いすると・・・ブラウザがEdgeになってしまい、今までと操作方法が異なり迷ってしまうとのことでした。
Edgeの使い方の説明をさせていただくとともに、今まで馴染んできたIE11(Internet Explorer11)も使いやすいように、デスクトップにショートカットを作成しました。

その後・・・「Windows10にすれば速くなると思ったが、変わらないというか、遅くなった気がする」とのことでした。

パソコンは、VN370/Dで、Celeron P4600 メモリ4GB HDD1TBというスペックですが、CeleronだとWindows10 64bitは厳しいようです。メモリも64bitでしたら、8GBは欲しいところです。

スペックが十分でないと、やはり新しいOSを快適に動作させるのも、難しいことが多くなります。

メーカーサイトで調べてみると・・・そもそもこの機種は、Windows10へのアップグレード対象機種ではありませんでした。
メーカーとしてアップグレードについては、保証していないので、あくまでも自己責任となります。
お客様も、Windows10にしたらテレビ視聴ができなくなったとおっしゃっていました。

各メーカーのWindows10のアップグレード対応については、Windows8以降の機種が一般的に対応機種になっていることが多いです。

Microsoftは、Windows7SP1以降であれば、Windows10へのアップグレード可能としていますが、Windows7のパソコンは、メーカーのほうが対応機種としていないことが多いのでMicrosoftがアップグレード可能としていても、メーカーサイトで使用している機種がWindows10へのアップグレード対象機種になってるかを確認してから、アップグレードを行わないと、動作しないソフトや、ドライバーが発生することや、快適に動作しないことがあります。