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WD2500 モーターが回転しないHDD 基盤とメモリー交換

もう4年以上前のブログに・・・デスクトップPCのハードディスクがモーターが全く回転していない状態であったのを、同型番のハードディスクの基盤と交換し、フッラシュメモリーは元々付いていたものに付け替えるという作業で復活できた記事を書きました。

今回そのブログをご覧になり同様のお問い合わせがありました。前回は、WD1600だったのですが、今回はWD2500ということです。同じメーカーの同じシリーズなので、なんとか直せないかとのことでした。さらにお客様のほうで、同型番の正常なWD2500をお持ちで、それと交換して欲しいとのことでした。

前回と全く同じ原因かどうか、同じ対処で直るかどうかは不明でしたが、HDD(2台)を送付いただきました。

故障したWD2500はiMacで使用していたそうです。



左が故障したiMacで使用していたHDDですが、ラベル中央にApple(リンゴ)のマークがあります。
(専用部品なのでしょうか?)

まず基盤の取り外しです。基盤の固定には、星形のトルクスネジというちょっと特殊なネジが使われているので、専用のトルクスドライバーで取り外します。



次に壊れたiMacのHDD基板に載っていたメモリーを外して、正常な基盤に付け替えます。
そして、この基盤をiMacのHDDに取り付けます。

HDDをUSB変換して、検証用パソコンにつなぎます。するとモーターが回転し、スピンアップしてきました。
しかし・・・ディスクとしては認識するものの、中のフォルダーやファイルが見えません。

よくよく考えたら・・・iMacで使用していたHDDなので、Windowsで読めない形式の可能性が大です。

ネットで調べると・・・基本的にHFS+という形式で、Windowsでは読めないのですが、ソフトを入れれば大丈夫とのことでした。
今回「Paragon HFS+ for Windows」のフリー版(読み込みのみ)をインストールしました。
これで、ディスク内のフォルダーやファイルを確認することができました。

お客様からは、ファイルやフォルダーが確認できればOKとのことでしたので、この状態でご返却です。

もし、このHDDをiMac本体に取り付けて使用するのであれば・・・新しいディスクに丸ごとコピーして付け替えた方が安心ですね。