ホームページを閲覧していると・・・突然関係ない広告サイトへ飛ばされる(リダイレクト)ということで、お伺いしました。
お伺いして確認すると・・・飛ばされやすいサイトとそうでないサイトがあるそうで・・・飛ばされやすいサイトを表示していると、数十秒するといきなり別のサイトが表示されます。パソコンの修理が必要なので、ソフトをダウンロードするように勧める広告だったり、パソコンにウィルスが検出されたので、ソフトをダウンロードするように勧める広告だったり、表示されるサイトの内容は時々変わります。
IEとChromeをお使いで、どちらでも同じ現象が発生していました。まずはアドオン関連の確認ですが、特に怪しいものはありませんでした。ソフトの一覧で現象が発生したころにインストールしたアプリを削除しました。
ブラウザーの一時ファイルを削除しました。
ただこれだという、ファイル・アプリを見つけることはできませんでした。
やはり、現象は直っていませんでした。
IEでもChromeでも同様にダメということは、サイト自体がおかしいのかと思い、どらとものノートパソコンで同じサイトを表示してみましたが、全く問題ありませんでした。
比較していて気がついたのですが・・・画面の右縦に大手通販サイトの広告が表示されているのですが・・・お客様のパソコン表示では・・・「DNSUnlocker」という小さな表示が確認できました。どらとものパソコンには表示されていません。
調べてみると、「DNSUnlocker」はアドウェアの一種のようです。
ただアドオンやソフトやレジストリなどを確認しても、「DNSUnlocker」は見つかりませんでした。たぶん別の名前で登録されているのでしょうね。
そうすると見つけるのは難しいので「Malwarebytes Anti-malware Free」を使ってみることにしました。(使用方法は省略します)
このようなウィルス駆除ツールを使用する場合は、必ずシステムの復元ポイントを作成してから行った方が安心です。
一時ファイルを削除しておきます。
スキャンを行うと・・・100個以上の脅威が検出されました。一旦再起動して、動作の確認です。
飛ばされやすいサイトを表示してみると・・・うん?直ったかなと思ったのもつかの間・・・数分するとまた広告サイトへ飛ばされてしまいました。
う~ん、行き詰ってしまいました。そういえばDNSUnlockerって名前からすると・・・DNSを書き換えるのかなと思い、ネットワークデバイスの「プロパティ」からIPv4のプロパティを確認してみると・・・うん?「次のDNSサーバーのアドレスを使う」にチェックが入っており、優先DNSサーバー、代替DNSサーバーにIPアドレスが設定されていました。
普通ここは、「自動的に取得する」の設定でよいはずです。お客様に確認したところDNSサーバーの設定は行っていないとのことでしたので、「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」に設定し直して、もう一度スキャンを行いました。一時ファイルも削除し直しました。
そして再起動・・・もう一度飛ばされやすいサイトへ行って確認です。
・・・今度は大丈夫でした。IEでもChromeでもOKです。広告の部分に表示されていた「DNSUnlocker」の文字も表示されなくなりました。
この状態で、他のサイトを閲覧したり、再起動・電源入り切りを行いましたが問題ありませんでした。
どのサイト・アプリから取り込んでしまったのかが不明なので、暫く様子見とさせていただきました。