先日仕事後、自宅へ帰ってから電話がありました。
今契約している光ネット回線業者からでした。
日中も電話があったそうですが、家のものがよくわからなくて、帰宅することに電話してもらうように伝えたそうです。
電話の内容は・・・現在契約しているコースは300Mbpsの回線速度だが、機器などを変更せずに1Gbpsのコースに変更できる・・・ということでした。
最大3倍速度が速くなるので、この機会に変更しませんか?
仕事でパソコンを触っているので、家に帰ってまでもネットを使おうと思わず、たいていはメールを見るくらいですので、そんなに回線速度は重要ではありません。
どれくらいの料金アップになるのですか?・・・と尋ねると月800円位です、との回答でした。
月800円だと、年1万円弱になります。まあメールしか使わないので、現状の300Mbpsで充分ですということで、丁重にお断りしました。
この仕事を行っていてよくわかるのですが・・・インターネットの速度が遅い場合、どこがネックになっているのかをきちんと特定してからでないと、ただ契約する回線速度を速い契約に変えても変わらないということになってしまいます。
例えば・・・有線LANや無線LANの受信速度が規格的に100Mbpsや54Mbpsまでしか対応していなければ、いくら300Mbpsから1Gbpsの回線速度にしても、トータルとしてはネットの速度アップできないことになってしまいます。
さらに古いパソコンで、スペックが低い場合は、パソコン自体の動作が遅いので、まずそこから対策しないといけません。
電話で回線契約を高速コースに変更させる場合・・・本当は、ユーザーのネット環境(パソコンのスペック、有線・無線の受け側の規格など)を確認した上で提案して欲しいものです。