パソコンの起動が遅くなったので調べて欲しいとのご依頼でお伺いしました。
通電すると暫くしてWindowsのロゴが表示されて、それほど遅くなく起動します
どら＆とも「そんなに起動が遅くないですが・・・」
お客様「遅いのはインターネットの表示です。ＩＥのアイコンをクリックしても、表示されるのには５分くらいかかります」
それでは・・・ということで、パソコンが起動したのを確認して、ＩＥのアイコンをクリックします・・・うん？普通に起動します？？？
どら＆とも「ＩＥの起動もどれほど遅くないです。」
一旦パソコンの電源を落として、実際にお客様のＩＥの起動を行っていただきました。・・・するとWindowsが起動して、デスクトップ画面が表示されるとすぐにＩＥのアイコンをクリックしました。まだセキュリティソフトや、初期起動ソフトが起動中です。この状態でＩＥのアイコンをクリックしても起動までに時間はかかってしまいます。
お客様には、このことを説明して納得いただきました。
それよりもセキュリティソフトがウィルスバスター２００７であることが気になりました。２００７は元々動作が重かったですし、さらに昨年末でサポートを終了してしまっています。
サポートが終了してしまうと、ウイルス検索エンジン/ウイルスパターンファイルなどのアップデートが完了してしまうため、新しいウィルスなどに対応できなくなってしまいます。
最新版のウィルスバスター２００９へアップデートしました。さらにmsconfigコマンドで、初期起動の必要のないスタートアップコマンドを無効にしました。
これで多少起動も速くなりました！
ウィルスバスターを使っている方は、バージョンを確認してみてください。
メイン画面を起動し、 [ヘルプとサポート] をクリックし、[バージョン情報] をクリックするとバージョンを確認できます。
ウィルスバスター２００７以前のバージョン（２００７も含む）の場合は、２００９の最新版へアップデートする必要があります。
製品のバージョンアップは自動更新では行ってくれないので、TREND Microのホームページの「無料バージョンアップ」より行います。
（ただしWin2000には、２００８以降対応していないので注意してください）
