パソコンはノートのLS150/N、スペック的には・・・Celeron-1005M、メモリー4GB、HDD 750GB、Windows8.1です。
電源を入れてみると・・・確かになかなかWindowsが起動してきません。
5分くらい待って、やっとデスクトップ画面が表示されてきました。
ブラウザを起動してみると・・・なかなか起動してきません。さらに・・・普段「一太郎」をよく使っているそうですが、なかなかファイルが開かないとのことでした。
試しに一太郎ファイルを開いてみると・・・「応答なし」の表示がしばらく続き、やっとファイルが開きました。
いつもこんな感じだそうです。
ディスクの故障かなと思い、チェックみると・・・

(検証用パソコンでのチェック画面のため、ドライブレターはD、Eになっています)
「正常」状態ですが、使用時間が15,000時間を超えており、そろそろHDDの限界かもしれません。
タスクマネージャーで確認してみると、やはり「ディスク」の使用率がずっと100%のままです。
これは、ハードディスク(HDD)が足を引っ張ってパソコン全体の動作が遅くなっているようです。
セキュリティソフトや、他のインストールソフトもチェックしましたが、問題ありませんでした。
お客様には、HDDを半導体ディスク(SSD)へ換装することをお勧めしました。
メモリーは4GBのままで、OSも使い慣れた8.1のままということになりました。
HDDは750GBの容量なのですが、使用容量が少なかったので、500GBのSSDへ換装で了解いただきました。

(SSDには、7mm→9.5mm変換スペーサーが貼ってあります)
SSDに換装して確認すると・・・Windowsの起動や、「一太郎」などのアプリの起動も速くなりました。
今度はCPUの使用率が、Windowsの起動時数十秒間100%近くになり、足を引っ張っているようです。
お客様にご返却し、確認してもらい・・・動作が速くなったことに驚いていらっしゃいました。
そろそろ寿命と思われたHDDを新品のSSDに交換したことで、ディスクの心配は小さくなりました。次はWindows8.1のサポートが終了する2年後にWindows10へのアップグレード作業になりますね。その時には今のパソコンも使用して10年くらいになっていますので、買い替えも一案ですね。
