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Dynabook ハードディスク交換作業

パソコンの起動が遅くなったとのことで、事務所へお持ちいただきました。
パソコンはDynabookWin7)です。

詳細をお聞きすると、前から起動が遅くなっておかしいなと思っていたそうですが、とうとう起動に10分くらいかかり、画面が出たと思ったら、スタート項目の修復画面が表示されるので、修復を行ったらフリーズしてしまうそうです。

とりあえず電源を入れていました・・・確かになかなかWindowsが起動してきません。10分くらいして修復画面が出てきました・・・がマウスがなかなか動きません。
ハードディスクのアクセスランプが点きっぱなしですので、ハードディスクの故障の可能性が高いです。
電源を落として、ハードディスクを取り外して、検証用のパソコンにつないでみると・・・ディスク自体は認識していますが、中は開きませんし、空き容量や総容量などの表示もありません。

このような場合は、ハード的にセクター単位でコピーを行いクローンディスクを作成します。

160GBのハードディスクだったのですが・・・



2451個のセクターが読み取れずコピーできませんでした。

まずこの状態で、ファイルの修復を行い、パソコンに取り付けました。そして起動すると・・・スタート項目の修復画面が表示され実行すると・・・正常に修復されてWindowsが起動してきました。

いろいろ操作してみましたが、問題なさそうだったので・・・このクローンディスクを新しいハードディスクにクローンを作成して、取り付けました。



Windows7のパソコンは、2009年10月に発売されていますので、最初のころの機種は5年くらいの使用になりますね。5年くらいするとハードディスクの故障の発生の確率も高くなってきます。
一つの方法としては、3~5年くらい使用したら新しいハードディスクに交換する手があります。
故障したディスクを修復して新しいディスクにするよりも、正常な状態のうちに交換する方が、確実で安心ですね。また費用的にも、ディスクの修復作業が不要なので安くなります。