お客様のほうで事前に試したのは･･･Surface本体、タイプカバーともに2台あるが、問題ない方のSurfaceは両方のタイプカバーで使用（接続）できるそうですが、もう一台のSurfaceは、どちらのタイプカバーでも認識しない（つながらない）そうです。そうすると、Surface本体側の問題になります。
タイプカバーの説明をすると･･･Surface用の薄型のキーボードで、Surface本体とマグネットで固定されて使用し、液晶パネルを保護する役目もあります。
デバイスマネージャーの「キーボード」を開くと･･･問題ないSurfaceのほうは「Surface Type Cover Filter Device」が表示されているのですが、もう一方のSurfaceには、表示されていません。「非表示のデバイスの表示」をチェックすると、グレーアウトした状態で表示されていますので、ドライバー自体はインストールされているみたいです。
接続部分は
こちらがSurface本体側の接点部分です。
こちらがタイプカバー側の接点部分で、ピンが押されるとへこむようになっています。
接点の汚れで、接続が不安定になることもあります。お客様もそれを考えて、接点部分を拭いてみたそうですが状況は変わらなかったそうです。
タイプカバーのドライバーを再インストールしてみましたが、全く状況は変わりませんでした。とにかく全然タイプカバーを認識していない状態です。
念のため接点を拭いてみましたが、やはり状況は変わらず。本体側の接点部分を、少しガリガリと強めに拭いてみて再度タイプカバーを固定してみると･･･ポンという音がして、タイプカバーを認識しました。
デバイスマネージャーにも表示されました。
タイプカバーの取り外しや、シャットダウン、再起動を行いましたが大丈夫でした。
NGだったSurfaceは暫く使用していなかったそうなので、接点部分に酸化膜のような薄い膜ができ、接触不良になっていたのかもしれません。拭くだけでは、取れずすこしガリガリと強めに拭いて取り除けたのでしょうか。
一生懸命、ドライバーの再インストールなどを行いましたが、最初に接点をもっときちんと拭いてみればよかったです。
