Vistaでは、標準は電源オフボタンをクリックすると、「スリープモード」で終了するようになっていました。
スリープモードは、デスクトップパソコンの場合・・・作業中のデータがメモリーとディスクの両方に保存され、次に電源を入れた時にメモリーからデータを読み出して復帰します。万一メモリーのデータが消えてしまった場合はディスクから復帰します。
ノートパソコンの場合・・・作業中のデータはメモリーに保存され、18時間経過するかバッテリーが少なくなると、データの保存先がディスクに切り替わります。
いずれにしても、作業終了時のデータを保存して終了し、次の起動時にはそのデータから復帰するので、起動が速くなるメリットがあります。
しかし、XPのころの「スタンバイ」や「休止モード」をあまり信用していませんので、Vistaでもこの2つのモードを組み合わせたような「スリープモード」もあんまり信用できず、電源オフモードはすぐに「シャットダウン」に変更して使っていました。
まあ起動には時間が多少かかりますが、我慢できる程度です。
前置きが長くなってしまいましたが、Windows7の電源オフモードは「シャットダウン」が初期状態となっています。

おおっ、Vistaではスリープモードの使用をMicrosoftは勧めていたのに、Windows7では・・・「シャットダウン」に戻っていたのにはびっくり
もちろん設定を変更すれば、Windows7の電源オフモードを「スリープ」に変更することは可能ですが・・・何で戻ったのかな???
Windows7は、Vistaに比べて起動時間が短い(とされている)ので、「シャットダウン」を標準にしたのか、あるいはVistaでは「スリープモード」に関する不具合が当初あったからなのか・・・
中途半端な状態で終了、起動するのは好きではないので・・・Vista・Windows7とも終了は「シャットダウン」にしています。また一定時間経過後に「スリープ状態」や「休止状態」になるのも「無効」設定にしています。
う~ん・・・最近のECOには逆行してしまっているかな