パソコンは、Lenovo G475です。詳細をお聞きすると、DCプラグがささらなくなり、バッテリーで使用していたが、充電ができないのでバッテリーが0%になってしまい、使えなくなったそうです。
DCコネクター部を確認してみると・・・コネクター自体が陥没してしまいプラグがささらない状態でした。

落とした際の衝撃で、DCコネクターが奥へ入ってしまったのだと思います。DCコネクターをどのように固定しているかにもよるのですが、基盤にはんだ付けしていて、そのはんだがはがれてしまっていたら、修理もちょっと厄介です。
分解して、DCコネクターを確認してみると・・・基盤にはんだ付けでなくて、ケーブルで基盤まで配線してありました。
DCコネクターは、プラグの抜き差しで結構ストレスがかかるので、基盤にはんだ付けでなく、コネクター自体は多少動くようにしてケーブルで基盤へ接続している機種が多いです。

確認してみると・・・コネクターの横のモールドの壁が割れていました。その時のショックで、上に浮いて下側のストッパーから外れてしまったようです。
とりあえず、モールドの壁は補強して、さらに上にあまり浮かないように、2mm程度のゴムシートを貼りつけました。

もとに状態に組み上げて、DCプラグがきちんとささり、給電・充電できることを確認しました。

DCプラグなどは、抜き差しのストレスがかかるので、それなりに設計されていると思うのですが、落としてしまった場合のストレスによる不具合は保証されていないでしょうね。