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Uniblue Registry Booster

ご近所のお医者さんから、新しいノートパソコンを購入したので設定をして欲しいとご依頼があり、お伺いしました。

設定や確認が終わったあとに、「実は診察室のパソコンをちょっと調べて欲しい」といわれました。なんか変な画面が出るとのことです。

診察室へ行ってみると・・・すでにパソコンは立ち上がっていました。いつも起動するとこの画面が表示されるとのことで・・・パソコンには、「Registry Booster」というソフトのウィンドウが開いています。



336個のレジストリエラーがあるという警告を表示しているようです。
ネットで調べると、このレジストリエラーを完全に除去するためには有料版の購入を勧めるようで、詐欺ソフトの部類に入るものと思われます。
そもそも、危険なレジストリエントリの数が336個?、そんな状態であったら満足にパソコンも起動できないですよね。

お客様に確認しても、そんなソフトは入れた覚えがないとのことでした。

msconfigコマンドで、スタートアップ項目を確認してみると、しっかり登録されていました。このチェックを外してもおそらく起動しなくなると思うのですが・・・はやり元から削除した方が安心です。



画面右下の常駐しているソフトのメニューの「Registry Booster」のアイコンを右クリックして「終了」を選択します。そして「コントロールパネル」-「プログラムの追加と削除」で「Uniblue Registry Booster」を選んでアンインストールします。
これで削除できました。

ただレジストリに残骸が残っていたので、こちらはレジストリエディタで手動で削除しました。(レジストリ削除は行わなくても大丈夫です)

再起動して、問題ないことを確認しました。

最近は、何かソフトをダウンロードしようとすると・・・抱き合わせで他のソフトも一緒にダウンロード(インストール)するような方式・・・よく見るとチェックボックスにチェックが入っており、そのまま「OK」-「OK」で進むと一緒にダウンロード、インストールされてしまうことがあります。
ネットからソフトやデータなどをダウンロードする場合は、注意が必要ですね。