どらともは、レンタルサーバー業務も細々と続けていますが・・・先日朝5時30分ごろに「ネットワー監視センター」からhttpの警告メールが来ました。
どらともでは、「シーマン インターネットサービス」の「サーバー監視サービス」(無料)を利用しています。
24時間5分ごとに、httpやftpポートを監視し、何かエラーが発生するとメールで知らせてくれます。
詳細は、こちら
常時サーバーに貼りついているわけにはいかないので、5分おきですが監視してくれるので、とても助かっています。
自宅で確認しても、確かにサーバーにアクセスできません。
とりあえず、事務所へ向かいました。
まずサーバー周りを確認してみると・・・???うん、サーバーの電源が落ちています
さらにサーバー用のモニターも電源が落ちています
念のため、仕事で使用しているメインパソコンは・・・ちゃんと電源が入ります。
ちょっと悩みながら・・・サーバー系に電源を供給しているUPS(無停電電源装置)を見てみると、電源が落ちています。
通常UPSは、大元の商用電源が落ちても、暫くの間は100V給電を行います。UPSのバッテリー残量が減ってくると、サーバー側にシャットダウンの指令を出して、自動的にシャットダウンします。
ただしこの場合は、かなり長時間の停電が発生しないと起きません。
UPSのバッテリーの消耗だと事前にブザーやランプで知らせてくれるのですが・・・それもありませんでした。
UPS自体はコンセントにささっていたので、前面のONスイッチを押してみましたが、全く反応がありません。背面の過電流保護スイッチも触ってみましたが、全く反応なしです。
UPSはOMRONのBY35Sという機種を使っていたのですが、本体の記録を確認すると、2013年10月に設置していました。
なんと10年以上使用していました。その間、2~3年おきにバッテリーは交換してきたのですが、どうも本体が故障してしまったみたいです。
電源関係の機器なので、修理はせずに新品のUPSに交換することにしました。翌日にはUPSが届くみたいでしたので、暫定的に商用電源にテーブルタップをつないで、サーバー系の機器の給電を行いました。
今度のUPSは、OMRONのBW40Tです。

こちらは、商用入力電圧値や、消費電力・電流、バッテリー電圧やバッテリー残時間などを前面のパネルで表示してくれます。
商用電源接続のテーブルタップから、UPS給電の切り替えは、一旦サーバーを落とさないといけませんが、10分程度で切り替え・サーバー起動ができました。
これから雷の季節になり、落雷による停電が発生することがあるのですが、事前にUPS交換ができて少し安心です。