前回のブログで・・・Windows7のパソコンをWindows10にアップグレードした中古パソコンを購入していて使用していたが、動作が遅い、速くならないか・・・という案件で、パソコンのスペック(celeron、メモリ2GB(Max))で、これ以上の動作の改善は難しかったことを記載しました。
今回も似たような事案です。
やはり動作が遅いので、調べて欲しいとのことでした。
お伺いすると・・・机にモニターが3台並んでいて、机の下に3台のデスクトップパソコンがありました。モニターには、チャートが沢山並んでいます。
ネットで金融取引を始めたが、チャートがフリーズしたり、数字が他のパソコンと違うことがある。最初は2台のパソコンを用意して比べたが、違いが気になったので、もう一台追加して3台で比べている・・・とのことでした。
チャートは1画面に17チャート表示されています。
全く同じチャート画面を2台のパソコンで表示し、もう一台で取引しているそうです。
どらともは、金融取引については、詳しくないのですが・・・1分単位の取引もあり、フリーズなどすると困るそうです。
以前少しこのブログでも書いたかもしれませんが・・・チャートを沢山リアルタイム表示させるのは、それなりのパソコンのスペックが必要です。CPUやメモリもそうですが、グラフィック系もある程度スペックが必要です。
で・・・今回のお客様、3台のパソコン全てOSはWindows10なのですが・・・デスクトップパソコンの前面を見ると・・・一台はVista、あと2台はWindows7のシールがあります。
お客様に確認すると・・・中古パソコン屋さんで、Windows10の入ったパソコンを購入したそうです。
Vistaからのアップグレードパソコンは、CPUも非力ですが、メモリ2GBです。調べたらMax2GBでした。
Windows7からのアップグレード2台も、CPUは非力です。
前回のブログにも書きましたが、中古パソコンを購入する際、OSがWindows10が入っていても、元のOSがVistaやWindows7のパソコンの場合、6年から10年程度前のパソコンにWindows10を入れて販売しています。当然10年前のパソコンのスペックは今のパソコンのスペックと比べれば、かなり低いのでWindows10が入っても、動作速度は遅くなります。
もちろん、文書作成や、メール、ネット閲覧程度であれば、実用になると思います。
しかし、金融取引で1画面にチャートを多数表示して、1分単位の取引でリアルタイム性を求めるのであれば、やはり新しいパソコン(高スペック)を使用しないと厳しいと思います。
さらに3台のパソコンに1台ずつモニターをつなぐより、高スペックのパソコンにグラフィックボードを増設して、3系統出力して、3つのモニターにつないだほうが、操作性がよいと思います。
サブのパソコンが必要であれば、ノートパソコンや、多少スペックの低いパソコンでも十分だと思います。
お客様には・・・根本的な解決は、高スペックのパソコンに替えることとご説明しました。
現状のままで使用するのであれば、3台に全く同じチャートを17画面ずつ表示していて、スペック的に厳しく動作が遅い、フリーズする原因になっていますので、3台あわせて17チャートを表示する、1台当たり6チャート程度の表示に抑えて負荷を軽くして使うことをお勧めしました。実際にそのようにすると、追従性はよくなったように感じました。
今回も動作が遅いというのは・・・故障や迷惑ソフトが原因ではなくて、古いパソコンに最新のOS Windows10を入れて、パソコンスペックが要求される金融取引に使用しようとし、スペック的にパソコンが追い付けない状態になっていたのが原因でした。
中古のパソコンは、新品よりも安価で入手できますので、メリットはあるのですが・・・元のOSやスペックをきちんと確認して、使用目的に耐えられるかの判断が必要です。
なので・・・中古のパソコンを買うのであれば、それなりのパソコンの知識が必要になります。
といっても、スペックはなかなか判断しずらいかもしれませんね。
本当に大雑把に言ってしまうと、元のOSがWindows8や8.1以降の中古パソコンであれば、そこそこのスペックだと思えますので、Windows10へアップグレードしても使えると思います。
元のOSがVistaのパソコンをWindows10へアップグレードしたパソコンは、スペック的に厳しく、Windows10で動作しても、速度は遅いのが一般的です。
元のOSがWindows7の場合は、発売初期(2010年~)のパソコンは、スペック的に若干厳しいかもしれませんが、Windows8.1(2013年頃~)が出始めた頃の後期の機種は、Windows10でも使えると思います。