ノートパソコンがフリーズしたまま動かなくなったということで、事務所へ持ってきてくださいました。
そのままの状態でお持ちになり、確認してみると・・・起動途中でセキュリティソフトのチェック画面の途中で止まってしまっています。
このままではどうしようもないので・・・とりあえず、電源スイッチの長押しによる強制終了、そして再度電源スイッチを入れると、問題なくWindows(Vista)が起動してきました。
しかし時間がものすごくかかります。メモリーを確認してみると1GBです。これではメモリーが全く足りていません。さらにOSの状態を確認すると・・・サービスパック(SP)はあたっておらず、無印でした。う~ん、VistaのSPなしは、ほとんどのソフトも対応しておらず・・・特にセキュリティソフトは、対応していないと思います。
2007年夏のモデルなので、いわゆるVistaの初期機で、動作が遅いと評判が悪かったころの機種です。
メモリーを2GBに増設し、サービスパックをなし→SP1→SP2にアップデートを行いました。さらにWindowsUpdateも実施。
メモリーを2GBにしたことで、なんとか使えるレベルの動作になりました。
う~ん、Vistaは2007年初めに発売されましたが・・・まだメモリー1GBで、SPなしで使われていたのにはビックリです。
VistaのSPなしは、2010年4月に、またSP1は2011年の7月にMicrosoftのサポート期間が終了しており、現在ではVistaはSP2のみサポートされています。そのため、VistaのSPなし・SP1は対応していないソフトも多くあります。
今回は、メモリー不足が原因なのか、SPなしが原因なのか、それとも両方の複合的に影響したのが真因は不明ですが・・・暫くこの状態で使用して、様子見とさせていただきました。