以前デスクトップパソコンの電源が入らなくなり、電源ユニットの修理をさせていただいたお客様・・・来年の年賀状作成でお伺いしました。すると・・・「パソコンが電源入らなくなった」とのこと。
まだ電源ユニットは修理してから、半年しか経っていません。
とりあえず、デスクトップパソコンの電源スイッチを入れてみます・・・が、全く反応なし。
通常は、一瞬電源ランプが点いたり、ファンが一瞬回ったりするのですが、そんな気配もありません。もしかして・・・コンセントが抜けている?のかもと思いましたが・・・OAタップにささっています。
電源ユニットのヒューズが切れたのかなとも考えました。
もう一度、ACケーブルをたどって確認してみると・・・パソコンのケーブルがOAタップにささっているのですが、そのプラグがぐらぐらしています。ちょっと古そうなOAタップでしたが、ささっているACプラグは、通常多少遊びがあるものの、ちょっとぐらぐらしすぎです。OAタップの中の電極(金具)の取り付けが緩んでいるのかもしれません。
2口のOAタップで、もう一方にも別のプラグがささっていたのですが、そちらを外して確認してみると・・・なんと、ACプラグの電極が外側に拡げられています。
お客様に確認すると・・・そういえば、別の機器で電源が入らなかったので、プラグの電極を拡げて使っているとのこと
OAタップとACプラグの接触が不安定な状態で使用を続けると、接触抵抗が高くなり、発熱最悪の場合は、発火する恐れがあります。
お客様には、このOAタップの使用の中止をお願いし、デスクトップの電源を別のコンセントから取りました。・・・すると問題なくパソコンが起動し、動作しました。
OAタップも古くなったら、交換したほうが安心ですね。