このブログでも時々記載していますが・・・液晶一体型のパソコン(XP)のFMV-TX70,TX90やT90シリーズの電源ユニットの電解コンデンサーの故障(頭部膨張・頭部液漏れ)による、交換修理についていろいろ記載してきました。
主な症状としては、電源が入らない・電源は入るが画面が映らないなどになります。もう発売10年以上の機種もあり、OSもXPであることから、最近は電源ユニットの電解コンデンサーの交換修理の依頼も減ってきています。まあ、故障して直すよりも、新しいパソコン(OS)に替えた方がよいので、当然と言えます。
最近では、これらの電源ユニットの電解コンデンサーの交換修理依頼があっても、以下のような事例が目立つようになってきました。
1.目視で電解コンデンサーの故障(頭部膨張・頭部液漏れ)が確認でき、電解コンデンサーの交換作業を行ったが、直らない。
これは、電解コンデンサーも劣化しているが、他の部品(スイッチング素子やチップ部品)も劣化・故障しており、電解コンデンサーの交換だけでは直らない・・・というものです。10年以上使用しているパソコンですと、当然電解コンデンサー以外の電子部品も劣化・故障の可能性が高くなります。特に発熱が大きい電源ユニットは、内部の温度も上昇し使用部品の寿命も短くなる傾向にあります。特に1次側のスイッチング素子は、高電圧でのスイッチングを行っているので故障することが多く、故障した場合は他の部品も破壊してしまうことがあります。
2.電源ユニットを確認しても、全く電解コンデンサーには異常がみられず、どらとものTX90、T90に接続しても正常に起動動作する。
これは、送付していただいた電源ユニットには正常であり、パソコンが起動しない・画面が映らないといった原因が、パソコン本体側にある場合です。
例えばパソコンが起動しないといった場合は、本体のマザーボードの電解コンデンサーの故障の場合があります。実際電源ユニットの取り外しが難しいということで、パソコン本体ごと送付いただいた案件で、3件ほどこのようなことがあり、マザーボードの電解コンデンサーの交換で直ったことがあります。
また画面が映らないといった場合は、液晶パネルの故障(バックライト切れ)やインバーター回路の故障などが考えられます。
この場合は、せっかく電源ユニットを送付いただいても、故障の原因はパソコン本体側にあるわけなので、修理できません。
もちろん本体を送付(または持ち込み)いただいてもよいのですが、とても大きく重量のあるパソコンなので、簡単に送付するというわけにはいきません。
これらのパソコンを返却する場合は、どらともでは、通常の宅急便ではなくて「家財宅急便」を使用しています。
10年以上使用しているパソコンになるので、電源ユニットの電解コンデンサー以外の故障も発生してきており、そのような場合は、どらともでは、修理対応不可ということで電源ユニットをご返却させていただいております。
もちろん、電源ユニットの電解コンデンサーの交換修理で直る場合は、修理対応させていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。