パソコンはLIFEBOOK AH40/KのWindows8.1でした。
電源を入れてみると・・・いきなりWindowsのUpdateの更新画面が表示されました。進捗%が表示されているのですが92%までいくと止まってしまうとのことでした。
確かに92%まで進むと、ディスクアクセスも全くしなくなり、くるくる回る円?もピタッと止まってしまいます。
こうなると強制的に電源を落とすしかありません。
Windows8.1のディスクは持っていなかったので・・・仕方なく強制的に電源を3回落として、システムの復元メニューから、問題なく動作していた日時へ戻して、起動するようになりました。
しかし起動するのにも時間がものすごくかかります。いつもこんなに時間がかかるのですか?・・・と尋ねると、だいぶ前から動作が遅くなったそうです。
このAH40/Kは、CPUがAMD E2-1800、メモリ4GB、HDD750GBという構成です。AMDのCPUは、詳しくないのですが・・・E2-1800自体は、あまり速くないCPUみたいです。
タスクマネージャーで確認すると、CPUとHDDがずっと100%近くに張り付いていて、下がってきても、何かアプリを立ち上げるとまた暫く100%近くになってしまいます。
HDDを確認してみると・・・「健康」状態で、エラーはない状態でした。
お客様も、もう少し速くなりませんか・・・とのことでした。確かに起動するまで5分くらいかかり、起動しても・・・アプリを立ち上げても、また暫く待たないといけないのは、結構しんどいですね。
お客様には、HDDをSSDに換装し、そのついで?にWindows10へのアップグレードをご提案させていただきました。
SSDに換装するだけで、体感速度はかなり速くなりますし、WIndows8.1はサポート終了があと3年後と、いつかWindows10へのアップデートが必要になるので、一緒に行いましょうということです。
今回HDDは750GBでしたが、ほとんど保存などはしないとうこと、実際50GB程度しか使用していなかったので、250GBのSSDへ換装しました。

今回、SSDはCrucialのMX500シリーズを使用しました。発売から2年くらい経過して、スペック的には少し時代遅れな感じもしますが、実装して動作が安定しているし、体感速度も速い感じがします。お気に入りのSSDの一つです。
SSDへクローン作成して、Windows8.1の状態で問題ない事を確認して、Windows10へアップグレードを行いました。
メーカーサイトを確認すると、Windows10のアップグレードには対応しているようですが、いろいろな注意事項が記載されていました。
無事にWindows10へのアップグレードが完了して、一般動作を確認してみましたが、問題ありませんでした。
気になっていた、動作についてですが、やはりAMDが少し足を引っ張っているところはありますが、ディスクはタスクマネージャーで確認すると、すぐに10%以下に落ち着き、体感的にはかなり速くなりました。
ディスクも新しくなり、OSもWindows10にアップグレードしましたので、これで暫くは安心してパソコンを使用できますね。
