パソコン便利屋 どらともサポート ブログ

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プリンタバッファJXM-4000Tの設定作業

PC-9821のパソコンをお仕事で使用していて、時々サポートさせていただいているお客様から・・・パソコンとプロッターを接続する機械(プリンタバッファ)の調子が良くないので、中古で同じ機種を探してもらい、送付してもらったが・・・設定が必要なようでうまく動作しないので調べて欲しいとのことでした。

プリンタバッファはJXM-4000Tという機種で、RS232C用とセントロニクス用のポートが各2ポートあり、入出力の設定が必要です。
基本的にPC-9821側からは、セントロニクスで出力され、このプリンタバッファでRS-232C(シリアル)に変換してプロッターへ出力します。





RS-232Cはボーレートやパリティなどの設定が必要ですし、RS-232Cとセントロニクスの入力・出力の設定なども必要です。
メーカサイトで仕様を調べましたが・・・その辺の設定の情報を見つけることができませんでした。

RS-232Cやセントロニクスは、外部機器との接続に、昔はよく使われていて、パソコンにもたいていコネクタが付いていました。今はUSBが主流になり、まず見ることはありません。ビジネス用デスクトップなどでは、シリアルポートを搭載しているものも一部あります。

お伺いして、実機を眺めていてなんとなく底面を見てみたら・・・大きなカバーがありそれを外したら・・・ありました!DIPスイッチでいろいろ設定できるようになっていました。
今まで使用していたプリンタバッファのDIPスイッチの設定と同じように設定しました。


これで、PC-9821とプロッターをJXM-4000Tを介して接続し、動作させてみると・・・問題なくプロッターが動作しました。

そういえば、昔のパソコンや周辺機器は・・・いろいろな設定をDIPスイッチなどで、ハード的に行うことが多かったですね。