インターネットのサイトが表示されないとのことでお伺いしました。
お伺いして詳細をお聞きすると・・・サイトは表示されるようになったが、今度は日本語入力ができなくなったとのことでした。
とりあえず電源を入れてみました。HPのProBookです。
う~ん、起動に時間がかなりかかります。お客様は起動中に待ちきれなくて、インターネットを見ようとしたようですが・・・まだネットにはつながっていないので、当然サイトが表示されません。
パソコンが完全に起動するまで待って、ネットを見てみると・・・ちゃんと表示されます。日本語入力も問題ありません。
しかし動作が遅いです・・・確認してみるとVistaでメモリーが1GBです。う~ん、Vistaで1GBのメモリーでは容量が足りていないため、動作が遅くなっていると思われます。
どらともの手持ちで合う規格のメモリー(1GB)があったので、増設することにしました。
メモリーの増設は、底面にメモリー増設用のカバーを外して交換するタイプと・・・キーボードを外してその下にメモリーがあり交換するタイプがあります。
ProBookはキーボードに下にメモリーがあるタイプです。
キーボードを外す方法もメーカー・機種でいろいろあります。
お客さまに取説を見せていただくようお願いすると・・・無くなってしまったとのこと。
ではネットで調べました。
ProBookの場合、バッテリーを外し、そこのネジ7個を外します。
さらに背面横のネジ2個を外します。このネジは、目隠しのカバーがついているので、それを取って外します。
液晶を最大限倒して、スイッチカバーを液晶側にスライドさせて取り外します。
キーボードを固定しているネジ2個を外し、キーボードを液晶側へスライドさせて外し手前に回転させます。
メモリースロットが見えますので、メモリーを増設します。
あとは逆の手順で、元に戻します。
キーボードを取り外してメモリーを増設する方法は・・・誰でも簡単にできるという方法ではありませんので、できれば底面のメモリー増設用のカバーを外してメモリーを増設する方法にしてほしいですね。
メモリーを増設し、メモリーテストを行い問題ないことを確認して、Windowsを起動しました。
今度は起動完了までがスムーズになりました。またネットの画面切り替えなどもずいぶん速くなりました。
このブログでも何回も書いていますが、Vistaの場合メモリーは2GB必要です。Vista初期のメモリー512MB・1GBの機種をお使いの場合は、メモリーを増設することでパソコンの動作がキビキビする可能性が高いです。