Windows10にアップグレードしたら、セキュリティソフトが消えてしまったので、調べて欲しいということでお伺いしました。
Windows10の無償アップグレード期間もあと1週間ですね。有料になれば今のような強引なアップグレードもなくなると思います。
さて、お伺いしました。元々はWindows7のノートパソコンをWindows10にアップグレードしたそうです。
動作にトラブルはないそうですが・・・なぜかセキュリティソフトが見当たらなくなったそうです。
状態を確認してみると・・・Windows Defenderが一応動作しています。
入っていたセキュリティソフトは・・・NTT西日本の「セキュリティ対策ツール」ということでした。いろいろ確認してみたのですが・・・やはり見当たりません。
Windows10にアップグレードした際に、消えてしまったのでしょうか?
「セキュリティ対策ツール」はNTT西日本の回線契約をしていれば、1台だけ無料でインストールすることができます。中身はウィルスバスターなので、使うパソコンが1台だけという場合は、NTTの回線を解約しない限りは使用できますので、お得です。
2台目、3台目は追加の料金を払う(月額にプラス)ことで利用できます。
お客様にNTTの契約用紙を持ってきてもらいました。契約回線は「光プレミアム」でしたので、それ用のセキュリティ対策ツールをダウンロードしようとすると・・・「接続できません」となります???
う~ん、ほかのサイトは問題なくつながるのに???
そういえば・・・NTTのセキュリティ対策ツールは、契約回線以外からはダウンロードできないことがあることを思い出しました。
お客様に回線会社を変更したことはありませんか?と尋ねると・・・「NTTのままです」とのこと。
う~ん、これ以上すすまないので・・・NTTへ連絡。
お客様の本人確認後に・・・現在の契約回線を確認すると・・・光ネクストとのことでした。
セキュリティ対策ツールのシリアル番号も変わっているし、お客様IDなども全く変わっていました。
お客様に書類を確認してもらいましたが、やはり「光ネクスト」になってからの書類はみつからないとのことでした。NTTのほうから、再度書類を送付してもらえることになりました。
契約者が認識していないうちに、回線が変わってしまったのでしょうか。
契約回線がわかれば、該当するセキュリティ対策ツールをダウンロードしてインストール、シリアル番号を再度登録して無事に作業完了です。
回線会社やプロバイダーなどからの書類で、アクセスIDやパスワード、接続IDや接続IDなどが記載されたものは、とても重要ですのでしっかりと管理しておいてくださいね。