先日、サポートでお伺いしたお客様から「無線LANの方が速いのですか?」という質問がありました。
詳細をお聞きしてみると・・・「ローカルエリア接続の状態」で確認すると速度が100.0Mbpsで、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」は速度が270.0Mbpsと表示されている。無線LAN(ワイヤレス)の方が速いのか疑問に思ったそうです。
確かに無線の11n規格では、300Mbps(規格値)の速度が出ますので、有線LAN100Mbpsよりも速くなります。
しかしこの速度は、有線LANの場合は・・・パソコンとルーター間(仮にルーターを使用しているとします)の速度であり、無線の場合は、無線子機と(無線)ルーター間の速度となります。
有線LANの場合、パソコン側のLANまたはルーターのLANの規格が100BASE-TXのものが多いので、速度は100Mbpsになってしまいます。
最近は、1000BASE-TXの規格を持ったルーターやパソコンがありますので、両方とも1000BASE-Tに対応していれば、速度は1Gbps(1000Mbps)になります。
先ほども書きましたが、この速度は・・・パソコン、または無線子機からルーターまでの速度であり、インターネットの速度ではありません。
インターネットにつながる経路としては
パソコン(子機)-ルーター-モデム・・・となります。
ルーター-モデム間も100BASE-TXのことが多いです。
実際のインターネットの接続速度は、その先のモデム-回線業者(またはプロバイダー)の速度で決まってしまいます。
どらともの場合、フレッツ光(100Mbps)、ADSL(50Mbps)、ケーブル(10Mbps)の回線を契約していますが、通信速度測定サイトで測ると下り速度は以下のようになっています。
フレッツ光(100Mbps)・・・21.26Mbps
ADSL(50Mbps)・・・6.51Mbps
ケーブル(10Mbps)・・・9.65Mbps
( )内の値は規格値または、最大値です。ケーブルはさすがにほぼ規格値に近い値がでていますね。ADSLは、最大値が50Mbpsなのですが、電話局からの距離が離れているためか15%程度の速度となっています。
フレッツ光は、もう少し速度が出ていてよいような気がしますが、規格値の20%程度の速度です。
・・・ということで、インターネットの速度は、モデム-回線業者(またはプロバイダー)間の速度によることが多いです。
最初の質問の回答ですが・・・無線が11nで接続しており、有線LANが100BASE-TX規格であれば、パソコン-ルーター間の速度は、無線LANの方が速くなります。
しかし実際にインターネット閲覧をする際の速度は、その先のモデム-回線業者(またはプロバイダー)の速度によるところが大きいので、「ネットワーク接続の状態」で表示される速度は、あまり意味を持たないことになります。
いろいろな回線速度測定サイトがありますので、検索してみて現状、どらくらいの速度でインターネットに接続しているのか測ってみるとおもしろいと思います。