以前お伺いしたお客様から･･･Outlookが開かなくなった。と連絡がありました。
WordやExcelは起動しますか？と尋ねると･･･どちらもエラーで起動しないとのことでした。
どうも、Outlookだけの問題でなくて、Officeの問題のようです。
パソコンは、Windows10（Windows7からのアップグレード）です。
とりあえずOutlookを立ち上げてみました。すると･･･エラー画面が出て、「Officeの修復」を実行するように書いてありました。
「Officeの修復」は、「設定」ー「アプリ」のアプリの一覧から、使っているバージョンのOfficeをクリックします。
すると「変更」と「アンインストール」のボタンが表示されるので「変更」をクリックします。
（「アンインストール」をクリックしないでください。Officeを削除してしまいます）
「クイック修復」と「オンライン修復」が選択できます。通常は「クイック修復」でよいと思います。「修復」をクリックするとOfficeに関する問題を修復してくれます。
今回も、まず「クイック修復」を試してみようとして「変更」をクリックしました･･･が、ファイルが見つかりませんのエラーで進めません。
う～ん、WordやExcelを立ち上げても、やはり「Officeの修復」を実行するように表示されます。
状態を確認しようと「タスクマネージャー」を立ち上げようとしましたが、立ち上がりません。
Edgeも起動しませんでした。
なんか、いろいろなファイルがおかしくなっているようです。
ディスクのチェックを行うために「Windows PowerShell」（管理者）を起動しました。このメニューは起動できました。
chkdsk c: /f のチェックディスクコマンドを入力して、再起動後の実行に「Ｙ」で答えて、再起動を実行しました。
チェックディスクが実行されて、Windowsが起動してきました。
念のため「タスクマネージャー」を起動してみると正常に立ち上がってきました。
では、先ほどと同様に「Officeの修復」を実行してみました。今度は「変更」をクリックでき、「クイック修復」を選べました。
「修復」を実行し、暫く待つと完了しました。
これでOutlookを起動してみると･･･無事に起動できました。WordやExcelも問題なく起動できました。
チェックディスクの実行で、ある程度ファイルの修復ができて、OutlookやWordなどが起動するようになったのですが、100%元の状態に修復ができている保証はないので、暫く使ってもらい様子を見てもらい、他に起動できないアプリがあったり、おかしな動作が見られれば、ご連絡いただくようお願いしました。
