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デスクトップパソコンの電源ユニット交換

以前サポートさせていただいたお客様から・・・仕事で使っているデスクトップパソコンの電源が入らなくなってしまった。できるだけ速く見て欲しいということでお伺いしました。

デスクトップパソコンの電源が入らない場合は、たいていは電源ユニットの故障で、まれにマザーボード上の電源回路のコンデンサーの故障のこともあります。
その場で直す必要があり、ATX仕様の電源ユニットや、半田ごて、交換用コンデンサーなどなど、いろいろ準備して行きました。

パソコンはWindows7のまだ比較的新しいデスクトップパソコンです。

まず電源を入れてみます・・・すると、一瞬電源ランプが点くのですが、すぐに消えてしまいます。
大元のコンセントを抜いたりしましたが状況は変わりません。

カバーを開けてみました。マザーボードの部品を目視確認しましたが問題なさそうでした。
電源ユニットにチェッカーをつないでみると・・・12Vがきちんと出力されていませんでした。
電源ユニットの故障で間違いありません。
使用している電源ユニットが標準のATX仕様の電源でしたので、交換することにしました。

そこで、電源ユニットを取り外そうとして・・・ビックリ!
なんと電源ユニットを固定しているネジの頭が通常の十字でなくて、星形だったのです。

よくハードディスクのカバーや基板に星形のネジが使われているのを見るのですが・・・デスクトップパソコンで使われているのは初めて見ました。
よく見ると・・・マザーボードの固定ネジやドライブの固定ネジにも星形のネジ山のものが使われていました。

たまたまハードディスクの修理用に、いろいろなサイズの星形ドライバーを持っていたので、問題なく電源ユニットの交換ができました。

交換して内部の配線の整理を行って、無事にパソコンが起動・動作することを確認しました。

ATX規格の電源ユニットを使用しているパソコンだと、今回のように電源ユニットが故障しても、修理するよりも交換したほうが速く修理できます。