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RAMディスクユーティリティーの設定に注意!

RAMディスクユーティリティーの設定に注意が必要だと思われる事例がありましたので紹介します。
そもそも、RAMディスクユーティリティーは、パソコンのメモリーの領域の一部を仮想のハードディスクとして使用するソフトで、コンピュータ上では、ハードディスクとして認識できてデータの読み書きができるようになります。ハードディスクよりもメモリーの方が高速なので、より高速なデータの読み書きを行うことができます。

最近は、大容量のメモリーを搭載することができるようになり、この手のソフトを使ってメモリーの一部をディスクとして使うことも増えてきているようです。

今回のパソコンは、今年の4月に買ったばかりのモニター一体型のデスクトップパソコン(Win7)です。なかなか起動しない、動作が遅くなってしまったということで、事務所へ持ってきていただきました。
まだ使って数ヶ月なので、ハードディスクなどのハード的な障害のようには思えませんでした。
とりあえず確認のため、電源を入れてみると・・・メーカロゴが表示されて、Windowsが起動してきてデスクトップが表示されて、しかし全く進んでいきません。マウスも動いたり止まったりして、ハードディスクのアクセスランプもずっと点滅しっぱなしです。
10分程度待ちましたが、まだデスクトップの表示が完了しません。
う~ん、これではなんともならないので・・・一旦強制終了して、セーフモードで立ち上げました。セーフモードでも、動作が遅いですがなんとか起動できました。
まず、msconfigコマンドでスタートアップ項目を確認しましたが、怪しい項目は特にありませんでした。ただその中にRAMディスクユーティリティーが登録されていたので、念のためコンピューターのプロパティを確認してみると・・・



おおっ!メモリーが4GB搭載しているのに・・・512MB使用可能と表示されています。
つまりこのパソコンは、512MBのメモリー容量で動いているのです。Win7でメモリー512MBでは動くことが不思議です。
おそらくRAMディスクユーティリティーで、4GBのメモリーを仮想ハードディスクに割り振って、本来のメモリー容量として512MBしか残らなくなったのでしょう。
コンピュータを開いて見ると、4つの仮想ディスクが表示されていました。

セーフモードでは、設定を変更することができないので、お客様に確認してRAMディスクユーティリティーをアンインストールしました。

これで再起動してみると・・・通常モードでも快適に動作するようになりました。

お客様のパソコンはWin7(64ビット) i-5でメモリー4GBですので、RAMディスクユーティリティーなどを使わずに、そのまま使用したほうがよいと思います。