Windows7のマイクロソフトサポートが終了しましたが・・・まだWindows10へのアップグレードの依頼や、ご相談があります。
もう暫くは、この状態が続くのでしょうか?
時々パソコン教室でお伺いしているお客様から・・・パソコンに詳しい人が来て、ノートパソコンを有線LANでつないでいるのを見て、Wifi接続に変更したそうですが、その後Wifiでも、有線LANをつないでもインターネットにつながらなくなったそうです。
元々、NTTのゲートウェイがあり、その後段にWifiルーターが設置されていました。それらルーターの近くにノートパソコンを机の上に置いて使用するので、有線LAN接続でずっとネットにつないでいました。
Wifiでつながらなくても、今まで有線LANではインターネットにつながっていたので、そのままLANケーブルをつなげばネットが見えるはずなのですが・・・
LANケーブルをつないで、ブラウザを立ち上げると・・・うん?無線ルーターのログイン画面が表示されます。
iPアドレスを確認してみると・・・今までと異なるIP体系です。というか無線ルーターがデフォルトで割り振るIP体系です。
お客様の環境は、ゲートウェイがルーター機能を持っているので、後段の無線ルーターは、Router OFF(ブリッジ)モードにしてあったはずなのですが・・・
無線ルーターを確認すると・・・Router ONになっていました。これだと、ゲートウェイと無線ルーターの両方にルーター機能がある、いわゆる二重ルーターの状態です。
二重ルーターでも基本的には、インターネットに接続はできるのですが、速度が低下したり、設定が複雑になるデメリットがあります。そして今回のようにネットにつながらないといったことも起きることがあります。
無線ルーターを「Router OFF」モードに変更して、一旦電源を入り切りします。無線ルーターが起動したのを確認して、改めてパソコンのIPアドレスを確認してみると・・・今度はゲートウェイから割り振る本来のIPアドレスになっていました。
有線LAN、Wifiのどちらでもインターネットにつながりました。
Router AUTOモードが付いているルーターもあります。これは、ルーター機能を動作させるか、しないかを自動で判別するのですが、スイッチを切り替えても一旦ルータの電源を入り切りしないとモードが切り替わらない場合がほとんどです。
お客様は、とりあえずWifiで使用して様子をみるとのことでした。もし何らかの原因でWifiでインターネットにつながらなくなった場合は、LANケーブルをさして有線で確認してみてください・・・とお願いしました。