10年くらい前にNAS(ネットワーク共有ディスク)を設置・設定させていただいた、個人の設計会社様・・・その後、ディスクのSSD化やプリンター(複合機)の設置などで時々お世話になっていました。
通常のNASを設置する場合は、定時バックアップ用のUSBの外付けディスクも設置して、ご要望があればUPS(無停電電源装置)も一緒に設置しています。UPSは突然の停電や瞬停があっても、NASやデスクトップパソコンを停電から守る意味合いがあります。もちろん設置は強制ではありません。
10年前にNASを設置した際は、今まで停電したことがないので、UPS(無停電電源装置)は不要とのことでしたので、設置していませんでした。
昨年、事務所を移転したそうですが、冬になって暖房器具を使うようになり、時々停電というかブレーカーが落ちるようになったそうです。NASも心配ですが、図面を書いている際にデスクトップパソコンの電源が突然落ちて、データが消滅したり、パソコンが起動しなくなったりするのが不安なので、UPSを設置して欲しいとご依頼がありました。
やはりお仕事で使っているパソコンやNASが、突然の停電で起動しなくなったり、データが壊れてしまうと、困ってしまうので予めUPSを設置しておくと安心です。
移転後の事務所の機器配置は、モデム・Wifiルーター・NAS・バックアップ用USBディスクが一塊になっており、隣の部屋に仕事用のデスクトップパソコンがあり、ネットにはWifiで接続しているとのことでした。パソコンの設置場所とネットワーク機器類が置いてある場所は離れているので、UPSをそれぞれ設置して欲しいとのことでした。
UPSの機種選択に悩みましたが、デスクトップパソコンの方は、パソコン本体とモニター(36インチ)をUPSから給電することを想定し、OMRONのBW40Tを選択しました。

このシリーズは、負荷状況やバッテリー状況、電圧などを液晶表示してくれるので使いやすいです。250W定格ですが、デスクトップパソコン1台とモニター1台の電源供給であれば十分です。
ネットワーク機器(モデム・Wifiルーター・NAS・バックアップ用USB接続ディスク)類を給電するUPSは、小型でシンプルな機種がよいと思いCyberPowerのST425JPを選びました。

こちらは、電源スイッチだけのシンプルなUPSですが、ネットワーク機器だけであれば十分です。ただこちらの方が小型なのですが260W定格です。
一旦パソコンやモニター、ネットワーク類の電源を落とし、UPSからの給電に配線を変更し、起動してパソコン動作やネットワーク接続、NASへのアクセスに問題ないことを確認しました。
2台のUPSは事前に十分バッテリー充電を行いましたので、実際にUPSのコンセントを抜いて、バッテリーでの給電時のアラーム音を確認していただき、その際のパソコンやNASの操作・アラーム音の止め方などをご説明しました。
UPSを設置するデメリットは、バッテリーが消耗品なので、バッテリー交換が必要になることです。こちらについては、どらともの方でUPSの設置日時を管理していますので、2年から3年経過した時点で、交換の連絡をするようにしています。
今回は、ブレーカーが落ちるとのことでしたので、電気器具の使用容量がオーバーしてしまうことが原因だと思われます。岐阜では夏になると落雷による停電も時々ありますので、やはり大事な用途で使用するパソコンや、大事なデータを保存するNASなどは、UPS(無停電電源装置)から給電するようにしたいです。

