今月1月の月例Windows Updateを適用すると、Outlookが開かなくなるという不具合が報告されていました。
現象が発生する条件として・・・Outlook(Classic)のPOP受信で、Outlookのpstファイルを、Onedrive上に保存している場合に発生することがあるようです。もちろん他にも条件があるのだと思います。
Windows11 25H2の場合は、1月14日のKB5074109のセキュリティパッチを適用すると、上記現象が発生することがあり、ネット上ではKB5074109をアンインストールすることで直ったという報告もありました。
この不具合はMicrosoftも認識していて1月25日に緊急パッチという形(KB5078127)で提供されました。この緊急パッチをインストールしたら、Outlookが起動するようになったという報告もありました。
そんな中、近所のかたから・・・Outlookが開かなくなったので、調べて欲しいとご依頼がありました。
お伺いしました。状況を確認すると・・・Windows11の24H2版で、Outlook(Classic)をお使いで、パソコン起動直後はOutlookが起動するが、一旦Outlookを終了して再度立ち上げようとすると、起動しない(無反応)になってしまうとのことでした。さらにパソコン起動直後にOutlookが開けても、削除したメールがまた受信トレイに入ってきてしまう状態でした。pstファイルもOnedrive上のドキュメントに保存されていて、うまく更新できていないみたいでした。
状況から1月月例Windows UpdateによるOutlook起動せずの不具合に似ていると判断しました。
まず、24H2版を25H2版へアップデートを行いました。こちらはそれほど時間がかかりませんでした。その後Windows Updateを開くとパッチ KB5078127が「ダウンロード・インストール」できるようになっており、手動でインストールしました。このパッチは、Windows Updateの「利用可能になったらすぐに最新プログラムを入手する」をオンにしておかないと自動ではインストールされないみたいです。初期設定はオフになっていることが多いので、手動でインストールする必要があります。
10分くらいでダウンロード・インストールが完了し、パソコンを再起動後にOutlook(Classic)を起動してみると・・・正常にOutlookが開きました。受信トレイにあった不要なメールを削除して、改めてOutlookを起動してみると・・・今度は再度受信トレイに入ってくる現象も発生しませんでした。シャットダウンや再起動、メールの送受を確認しましたが問題ありませんでした。
最近はWindows Updateを行ったことで、ヘンな不具合が発生することが時々あります。もちろん特定の条件に合致してしまった一部のパソコンで発生するのだと思うのですが、ほぼ強制的にWindows Updateを行わさせるような状態になっているので、もう少し事前の検証をしっかり行ってから公開して欲しいです。