ノートパソコンの電源が入らなくなったので、調べて欲しいとご依頼があり事務所へパソコンとACアダプターを持ってきていただきました。
パソコンはdynabook R63/Pで13.3インチ液晶のモバイルノートです。
とりあえず、パソコンとACアダプターをつないで、電源スイッチを入れてみると・・・全く反応がありません。ランプも点きません。ACアダプターの出力はきちんと19V出ていましたし、別の同仕様のACアダプターに交換しても状況は変わりませんでしたので、パソコン本体側の問題のようでした。
この機種は、通常ACアダプターをつないだだけで、ランプが点くのですが、それも点きません。そうすると稀にノートパソコンで起きる、保護機能が働いてロックしてしまっているのかもしれません。そんな場合は、バッテリーを取り外してみると治ることがあるのですが、この機種は底面カバーを取り外さないとバッテリーにアクセスできません。
底面カバーのネジを外し、さらにゴム足を剥がした下にもネジがあるので、それも取り外すと底面カバーが外せます。バッテリーと基盤をつないでいるケーブルコネクターを注意深く取り外して、数分放置後に再度コネクターをさしました。
改めてACアダプターをつなぐと、ランプが点きました。電源スイッチを入れると・・・無事にWindowsが起動してきました。やはりロックしていたみたいです。
昔のノートパソコンは、バッテリーは簡単に取り外し・取り付けができるようになっていたのですが、最近の機種は、底面カバーを開けないとバッテリーにアクセスできないものが多くなっています。ただし、親切な設計の機種では、底面カバーに小さな穴が開けてあり「RESET」や「OFF」などと記載されており、細い棒などで暫く押すと、バッテリーのリセット(オフ)が効いて復旧できるようになっています。
メモリーの交換や増設についても、以前は底面にメモリーにアクセスできるカバーがあり、それを外せば交換や増設が簡単にできたのですが、最近は底面カバー自体を外さないといけなかったり、そもそもメモリーを直付けしていて、交換や増設不可という機種も増えてきていて・・・パソコン修理屋にとっては、面倒な時代になってきました。