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NASのバックアップが失敗する

 会社様や団体様で複数のパソコンでファイルアクセスを行うような場合は、NAS(ネットワーク共有ディスク)を設置して対応することが、どらともでは多いです。
 その際にデータの保護の観点からRAID1(ミラーリング)構成で、UPS無停電電源装置)、バックアップ用のUSB接続ディスクも一緒に設置します。
 NASのエラーや定時バックアップの結果は、どらともの管理するメール宛に送信され状況を把握できるようにしています。

 ある法人様に設置したNASから「バックアップに失敗しました」という通知が来ました。定時バックアップの結果通知なので、通常は「バックアップが完了しました」という通知が来るのですが・・・
 翌日、お伺いしてNASのバックアップログを確認してみると・・・8個のファイルがサイズオーバーでエラーとなっていました。これは、NAS本体は問題ないのですが、バックアップ用のUSBディスクのファイルシステムが「FAT32」のため、4GBを超えるサイズのファイルは取り扱えないために、エラーになっていました。ファイルシステムを変えればよいのですが、それも時間がかかってしまいます。
 サイズオーバーとなっていたのは、いずれも動画ファイルで研修での様子を録画したもので、最近NASに保存したそうです。お客様には、該当する動画ファイルを、パソコン内のローカルディスクに保存するか、USBメモリーなどのメディアに保存して、NASからは削除していただくようにお願いしました。動画をNASに保存した方が不在でしたので、ご本人に確認のうえ削除しますとのことでした。

 数日間経過しても、まだNASからは「バックアップに失敗しました」のメッセージが送られてくるので、電話で確認してみると・・・すでに該当ファイルはNASから削除済とのことでした。再度お伺いいたしました。
 バックアップログを確認してみると、前回同様にサーズオーバーのエラーが記録されています。しかしよく見ると、TrashBox(ごみ箱)フォルダー内のファイルでした。
 そこで、思い出しました。NAS内のファイルを削除した場合は、NAS内のTrashBox(ごみ箱)に移動することを!今回は、該当ファイルを削除してもNAS内の「TrashBox」に移動しただけなので、定時バックアップでは、TrashBox内のサイズオーバーのファイルもバックアップしようとしていたのです。
 NASのTrashBox(ごみ箱)内のサイズオーバーのファイルを削除しました。この後は、問題なく定時バックアップが完了するようになりました。

 NASのTrashBox(ごみ箱)機能は「無効」設定にもできるのですが、複数のユーザーが使用することで、Aさんには不要なファイルで削除してしまっても、Bさんには必要なファイルだった場合、最悪TrashBox内を探せば見つかるので「有効」の方がよいように思います。(もちろんNAS内のTrashBoxを空にしてしまうと見つかりません)
 もう少し早く気が付くべきだったと反省しきりです。