Windows10のMicrosoftのサポート終了を受けて、中古のWindows11のノートPCを購入したが、ディスクの空き容量が少なくなったので調べて欲しい・・・とご依頼がありました。
中古パソコンを購入する際は、スペック(CPU、メモリー容量、ディスク容量や種類など)や必要なソフトについて確認することが大事です。
パソコンのスペック
パソコンは、Dynabook S73/DPでスペック的には、CPUはIntel Corei5-8250U、メモリー8GB、128GB SSD、Windows11です。仕様的には、Windows11へのアップグレード条件を満たしているので、Windows11でも問題なく使用できます。
ご相談内容
使用していて、動作速度は問題ないが、前のパソコンからデータを移したり、アプリをインストールしていったら、ディスクの空きが10GBくらいになってしまったそうです。ディスクの容量が128GBですと、データを移したり、アプリをいろいろインストールすると確かに容量不足になってしまいます。
対応方法
対応方法としては、容量の大きなSSDに換装することになります。容量をどうするかについては、データの移行やアプリのインストールは、ほとんど完了していること、費用を抑えたいとのことでしたので、256GBの容量にしてクローンコピーをすることになりました。
作業開始
事前に調べると・・・この機種のSSDは、M.2のNGFFタイプでした。最近はM.2はNVMeが主流です。とりあえず、256GBのM.2のNGFF(SSD)を手配し入手しました。
さらにこの機種は、M.2のスロットは、マザーボードを裏返さないと交換できないみたいで、ちょっと手ごわそうです。

分解は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
底面カバーを外し、バッテリーを外しましたが・・・やはりM.2SSDは見つかりません。マザーボードを取り外して裏返さないといけません。

(SSD交換後の写真です)
マザーボードを裏返すと・・・M.2SSDがありました!
M.2のNGFF→SATA変換基盤をかなり昔に2枚入手していましたので、その基盤を使用しました。


SATA変換基盤に取り付けたら、いつものように「これDo台Pro」を使用してクローンコピーします。

約17分でクローンコピーが完了しました。
クローンコピーしたM.2SSDを取り付けて、マザーボードを戻し、元の状態に組み上げて動作の確認を行いました。問題ありませんでしたので、パーティション編集ソフトを使用してディスクの未割り当て領域を割り当て、空き容量が増えました。
ディスクの容量は、256GBは必要だと思います。HDD(ハードディスク)の時は、500GBや1TBが主流だったのですが、少し前の機種では、まだSSDが割高でしたので価格を下げるために、容量の小さい(128GBや256GB)のSSDを使用していることが多かったです。もちろん、最近はSSDの価格も当時と比べれば安くなってきていますので、500GBや1TBのSSDが使われるようになってきました。
ディスクの容量がどれくらいが適切かは、パソコンの使い方・・・例えば文書の保存が主の場合は、それほど容量は必要ありません。動画や大量の写真、図面などサイズの大きなファイルを多数保存するのであれば、それなりのディスク容量が必要になります。
今回のように、後からディスクを換装して容量を大きくすることは可能なのですが、購入時に多少余裕をもったディスク容量の機種を選んだ方が安心ですね。
