先日のブログに書きましたが・・・お盆休み前の駆け込みサポートのご依頼で、ディスクをセクター単位でクローンコピーを行うデュプリケーター「これDo台Pro」が活躍しています。
HDDからSSDへの換装時のクローンコピーや、Windows11へのアップグレード前のディスクの丸ごとバックアップに使用しています。
今回1TBのHDDからSSDへの換装の作業をいつも通り「これDo台Pro」で行いました。装置は事務所で使用している部屋の隣の部屋に置いて動作させています。この部屋は普段使用していないので、空調はONにしておらず、窓を開けていました。
1TBのHDD→SSDへのクローンコピーだと、HDDの種類(速度)にもよるのですが、だいたい2時間~3時間で完了します。
朝9時ごろにクローン開始して、お客様の訪問サポート、パソコン教室を終えてお昼過ぎに戻り、昼食をすませて隣の部屋の「これDo台Pro」を確認してみました。通常でしたらクローン完了している時間です。

動作ランプは点滅していましたが、経過時間を示す時間表示が止まったままでした???
クローン元のHDDにセクターエラーがある場合、セクターデータを読み取れないことがあり、その際は何回か読み取りリトライを行い、ダメだったら次のセクターの読み取りに移行します。特にセクターエラーが多数あるHDDの場合は、読み取りリトライを多く行いますので、完了まで時間がかかってしまうのですが、時間表示が止まることはありません。
ヘンだなと思いながら、暫く様子を見ていましたが、時間表示が動き出す気配がありませんでした。
フリーズしてしまったのかなと思い、仕方ないので「キャンセル」ボタンを長押ししましたが・・・全く反応しません。
最後の手段で、「これDo台Pro」の電源を切りました。気になったのは、とても本体が熱かったことです。
空調がOFFにしてあった暑い部屋で動作させたので、最初は問題なく動いていましたが、時間が経って温度が高くなりフリーズしたのかもしれません。
事務所の空調の効いた部屋で、念のため扇風機で「これDo台Pro」に風を当てながらもう一度チャレンジしました。
今度は時々進捗を確認しましたが、本体もそれほど熱くならず、無事にクローンが完了しました。
これからも「これDo台Pro」の出番が増えますので、猛暑の間は使用環境にも注意しないと、時間の無駄になってしまいますね。