6月20日のブログに･･･猛暑の影響で2件立て続けにNAS（ネットワーク共有システム（ディスク））の温度異常による強制シャットダウンの記事を書きました。
その後は、温度異常によるNASの強制シャットダウンは起きていないかったのですが･･･今回、どらとものNASで「温度異常」が発生しました。
NASのログは逐一メールで通知が来るようになっています。お客様のNASの定時バックアップや起動・終了のログやエラーのログも送付されてきます。
今回のどらとものNASは、22時の定時バックアップは正常に終了のログが送られてきました。
以下は、NASのログの一覧です。
定時バックアップ終了後に、月1回0時に行われる「アクティブリペアー」が開始されました。
「アクティブリペアー」は、ディスク全体をスキャンして、セクターエラーをチェックしエラーが見つかった場合に正常なディスクのデータを利用して修復を行う機能です。
ディスク全体のスキャンを行うので、どらとものNASの場合は、完了に4時間くらいかかります。
しかし、アクティブリペア―開始１時間くらいで「システム温度異常」「システム終了」の通知が送られてきました。
この場合は、NASのほうできちんとシャットダウン処理を行うので、データの損傷はなくシャットダウンします。
おそらく夜中は、エアコンも切り戸締りしてありますので、日中エアコンが効いている時よりも室温が高く、さらにアクティブリペア―は、ディスク全体をスキャンしますので、NASとしては高負荷となり内部の温度が上昇してしまい温度異常→シャットダウンの流れになったと思います。
この日は定休日でしたので、翌営業日に事務所へ行って確認してみると･･･やはりNASはシャットダウンしていました。
とりあえずNASの電源を入れると･･･普通に起動してきて暫くするとアクセスできました。データも大丈夫そうです。
NASの冷却FANも問題なく回転していましたので、単純に室温が高かったことと、アクティブリペアの高負荷による温度上昇が重なったためと思われます。
日中エアコンが効いている時間帯に中断した「アクティブリペア」を実行し、正常に完了しました。
この猛暑･･･人間もつらいですが、パソコンや周辺機器もつらいですね。
