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WIndows10アップグレードパソコンで動作が遅くなった場合→SSD換装、メモリー増設をお勧めします

最近特にご依頼が多くなったのが・・・パソコンの動作が最近とても遅くなったので調べて欲しい・・・と言うご依頼です。

動作が遅くなる原因として、ディスクの故障やセキュリティソフトなどの動作問題(主に期限切れ)、Windows関連ファイルの破損などいろいろあります。
しかし、上記の様な故障や、ファイル破損でなくても、動作が遅いパソコンがあります。これらのパソコンにある程度共通しているのはだいたい以下の点です。

1.Windows7Windows8.1(8)からWindows10へアップグレードをしている。
2.メモリー容量が4GB
3.ディスクはハードディスク(HDD)を使用している

この3点は、パソコン発売のころのスペックが影響しています。
Windows7Windows8.1(8)のころのパソコンは、メモリー容量が4GBの機種も結構あり、ディスクもハードディスク(HDD)が主流でした。
このパソコンをWindows10へアップグレードすると・・・当初は、問題なくWindows10が動作していたのですが、Windows10のバージョンが新しくなるにつれて、パソコン自体の性能を要求するようになってきています。しかしパソコンの性能(スペック)は、ハード的なものなので、購入時の状態のままだとどんどん新しいバージョンの要求性能とかけ離れてしまい、性能不足となり動作が遅くなってしまいます。しかし故障しているわけではないので、遅いなりにも動作はしています。特に最新バージョンのWindows10だと、電源を入れて使えるようになるのに10分くらいかかるような場合もあります。もちろんCPUの性能や、搭載メモリー容量によっても程度は変わります。

これらハード的スペック不足かどうかの確認は、「タスクマネージャ」でだいたい判断できます。
Windows10ですと、「スタート」ボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を選択します。


上記の様な画面が表示されます。「簡易表示」になっている場合は、タスクマネージャーの下部の「詳細」の左のVをクリックしてください。詳細表示に切り替わります。それでも上記の画面にならない場合は、タスクマネージャーの「プロセス」タブをクリックしてください。
CPU、メモリー、ディスク、ネットワークの欄に%が表示されています。この%は使用率です。上記の写真の様にディスクの使用率が100%のままで、ずっと続くようでしたら、ディスク(HDD)のスペック不足です。Windowsの起動時には、いろいろな処理を行いますので、ディスクの使用率が100%になることがありますが、通常は起動後1分以内に、数十%に落ち着きます。
中には起動後10分経っても、ディスク使用率が100%のままで、数十%にさがっても、何かアプリを起動するとまた暫く100%の状態が続いてしまうパソコンもあります。
HDD(ハードディスク)は、アプリやデータなどを読み書きする役目ですが、その基本的な構造は、大昔のパソコンのころから基本的には変わっていません。
CPUやメモリーは、時代と共に高速化されてきましたが、ある意味ハードディスクだけは、取り残されてしまいWindows10のバージョンアップにより動作が遅くなってしまう大きな原因になっています。HDD自体は、故障はしていません。
このような場合は、HDD(ハードディスク)をSSD半導体ディスク)に換装することで、かなり速くなります。
どらともでは、クローンコピーを行い、今までと同じ状態でパソコンを使うことができるように換装を行います。

もう一つタスクマネージャーで確認したいのは、メモリの使用率です。
Windows7や8.1(8)のころのパソコンは、搭載しているメモリ容量が4GBの機種もありました。初期のWindows10では、メモリ4GBでも十分動作したのですが、やはりバージョンアップすることにより、だんだん使用するメモリ容量も増えていきました。Windows10の最新バージョンでは、パソコンを起動しただけでメモリ使用率が80%を越えてしまいます。これだと、さらにアプリを起動するとメモリ使用率が上昇してしまいます。
こちらの対応は、メモリを増やすことです。現状のWindows10バージョンですと8GBは欲しいです。
ただしWindowsが32bit版の場合は、4GBまでのメモリ搭載容量となってしまいます。

具体的な案件として、最近作業を行ったDynabook AZ35/Cの例を紹介します。
スペック的には、Windows10 64bit(最初からWindows10)、Core i3-7100 メモリ4GB、HDD(750GB)という機種です。
お伺いして実機を確認すると・・・電源を入れてからWindowsのデスクトップ画面表示まで10分以上かかりました。
タスクマネージャーで調べると、ディスクの使用率が100%で貼りついていました。15分くらいで、50~80%の使用率になりましたが、Edgeを開くとまた100%になり、なかなかブラウザも開かず、時々接続できませんでしたというエラー表示されることもあります。
ディスク自体は「正常」状態でしたので、やはりディスクのスペック不足、あとメモリも4GBなのでメモリ不足も考えられましたので、お客様には、HDD→SSDへの換装、メモリ4GB→8GBへの増設をご提案し、ご了解いただきパソコンをお預かりしました。

このパソコンの場合・・・まずバッテリーを取り外します。

つぎに、底面のネジを外します。この機種ネジがいっぱいあります。黄色い丸の個所は、少し長いネジが使われていました。
光学ドライブを、引っ張り出して取り外します。
背面カバーを、薄いプラスチック製のヘラでゆっくり外していきます。

メモリとHDDが見える様になりました。メモリは2スロットあり、一つが空いていますので、こちらに4GBのメモリを取り付けて、4GB×2=8GBとします。

HDDは、フレキシブルケーブルで、マザーボードに接続されています。マザーボードのコネクタからフレキシブルケーブルを外した後に、HDDのコネクタからケーブルを外します。

HDD→SSDへの換装を行います。実際には、HDD(750GB)→SSD(250GB)へ換装しましたので、750GBの検証用HDDへ丸ごとクローンを作成し、そのクローンディスクを250GBに収まるように、パーティションのサイズ調整を行います。その後250GBのSSDへクローンを作成します。ちょっと手間がかかりますが、元のHDDは、お預かりした状態のままなので、何かトラブルがあった場合でも、バックアップになります。

SSDへ換装し、メモリを増設しました。
電源を入れてみると・・・Windowsのデスクトップ画面までの表示がとても速くなりました。ネットやメールの閲覧もアプリの起動や動作がとても速くなりました。これならまだまだ十分使えるパソコンになりました。

後日、お客様がパソコンを引き取りに来てくださいました。Windowsの起動や、ネット・メールの起動、操作を行っていただきましたが、動作が速くなって驚いていらっしゃいました。

Windows10のパソコンで、最近動作がとても遅くなった、でも壊れているわけではない・・・というような場合、ディスクがHDD(ハードディスク)であればSSD半導体ディスク)への換装、メモリ搭載容量が4GBだったら、8GB以上にしてみる(Windowsが32bit版は、4GBが最大です)と、速く動作するようになりますのでお勧めします。