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Adobe Flash PlayerのアップデートでMcAfee Security Scan Plusがインストールされてしまった

知らないうちに、入れた覚えのないソフトがインストールされてしまった・・・とご連絡がありお伺いしました。
よくあるのは、無料のソフトのダウンロード・インストールの際に、一緒に「お勧めのソフト」みたいな感じで一緒に入れてしまったパターンです。

お客様が、プログラムの一覧から指摘した入れた覚えのないソフトは・・・「McAfee Security Scan Plus」でした。インストール日順に表示してみると、同じ日に「Adobe Flash Player」がインストールされていました。



Adobe Flash Player」のアップデートは、セキュリティの面で行った方がよいのですが、以前から指摘がありましたが、オプションのプログラムという項目で、「無償のMcAfee Security Scan Plusユーティリティをインストールして・・・」というチェックボックスに初期では、チェックが付いています。
そのため、このまま「今すぐアップデート」ボタンを押して進んでしまうと、説明通り「McAfee Security Scan Plus」が一緒にインストールされてしまいます。ここは、チェックを外してから進めば、「McAfee Security Scan Plus」はインストールされません。

「McAfee Security Scan Plus」自体は、McAfeeのソフトなので、いわゆる詐欺ソフトとは違います。ウィルスを検出すると、その旨を表示してくれるのですが、ウィルスの削除や隔離の機能はなく、それには有料のMcAfeeを購入するように勧めてきます。なので、本来のウィルス対策ソフトがインストールされてきちんと動作しているのでしたら、全く必要のないソフトです。
入れてしまっても、「McAfee Security Scan Plus」をアンインストールすれば、問題なく削除できます。

よく、入れたつもりがないソフトが勝手に入ってしまった・・・という場合は、本来のソフトをダウンロードしてインストールする際に、「お勧めのソフト」や「オプション」などの項目で、他のソフトもインストールするように初期状態で、チェックが付いていて、よく説明を読まずに「次へ」進んでしまい、インストールしてしまうことがほとんどだと思います。
ネットからのダウンロード、インストールする無料のソフトは、表示される説明をきちんと読んで、他のソフトもインストールするような設定になっていたら、チェックを外して「次へ」進むようにしてください。