Windows7のノートパソコンです。
とりあえず電源を入れてみると・・・普通にWindowsが立ち会ってきます。デスクトップ画面が表示されても、ずっとハードディスにアクセスしています。アクセスランプがちょっと落ち着いたので、マウスで「コンピュータ」を開こうとしました・・・が、なかなか開きません。またハードディスクのアクセスが続いています。数分後に開きました。閉じるのにも時間がかかります。
お客様の話では、IE(インターネットエクスプローラー)が動作が遅いとのことでした。
確認のためIEを起動させてみると・・・IEの外枠だけが表示されて、真っ白のままです。そして「応答なし」と表示されています。
タスクマネージャーで終了させようと思っても・・・なかなか終了できません。やっとの思いで終了して、他のソフトも確認してみましたが・・・やはり全般的に動作が遅く、IEだけが遅いというわけではないようです。
パソコンをお預かりしました。
セーフモードで起動しても、状況は変わりませんでしたので・・・ソフトやドライバーの問題ではなさそうです。
ハードディスクを取り外して、状態を確認してみました。・・・すると、「回復不可能セクタ」がたくさんあります。「代替え処理保留中セクタ」もいっぱいあります。

ハードディスクからは異音はしていないのですが、ハードディスクが壊れかかっているようです。
とりあえず、クローンディスクを作成します。やはりところどころ読み取りしにくいセクタがあるのか、リトライを繰り返しながら読み込みしています。
正常なディスクであれば500GBのディスクのクローンは1時間前後でできるのですが・・・今回は、5時間かかってクローンディスクが作成できました。ただ読めなかったセクターもわずかながらあるので、完全な形ではありません。
クローンディスクをバックアップソフトを使ってバックアップを行い、今度は修復作業を実施し、念のためもう一度バックアップを取っておきます。
ちなみに元のハードディスクのバックアップも試みたのですが・・・はやりエラーで止まってしまいました。
クローンディスクを取り付けて、パソコンを起動してみると・・・Windowsが起動してきました。動作も正常になり、先ほど画面が開かなかったIEも普通どおりに開きました。
いろいろ確認してみて、問題なさそうでしたので、新しいハードディスクにクローンディスクの内容を丸ごと復元して、取り付けて問題ないことを確認してご返却となりました。
まだそれほど古くないパソコンだったのですが、使用中に振動が加わるとハードディスクに読めないセクタが発生してしまい、Windowsの動作に影響を与えることがあります。
通常の操作では振動を加えることは少ないのですが、パソコンを移動する場合は注意が必要です。電源を落としてからパソコンを移動させるようにしてください。